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原城跡は、1637年、天草四郎を総大将として3万人以上のキリシタンや農民が立て籠った「島原・天草一揆」の舞台となった国指定史跡で、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産です。島原藩主の過酷な重税やキリシタン弾圧により発生した日本最大級の一揆「島原・天草一揆」は、幕府軍約12万人の兵力で約4ヶ月をかけて制圧されましたが、幕府に大きな衝撃を与え、2世紀に渡る鎖国の確立、宣教師不在によるキリシタン潜伏が始まる重大な転機となりました。原城本丸跡には、《平和祈念像》で有名な北村西望の作で、情熱と信仰を表す《天草四郎像》が展示されています。
原城跡
住所|長崎県南島原市南有馬町
定休日|年中無休
料金|無料
アクセス|島鉄バス:原城前バス停より徒歩15分。乗用車:原城温泉 真砂に隣接する大手口駐車場から徒歩5分。