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旧グラバー住宅は、1863年に建設された英国人実業家トーマス・グラバーの旧邸で、国指定重要文化財、世界遺産に登録されている日本最古の洋風建築です。グラバーは居留地を代表する有力商人で、特に武器・戦艦の取引に注力し、倒幕派を支援したことで、明治維新に影響を与えました。後半生においても、日本初の蒸気機関車導入、キリンビールの前身となるビール会社の発足など、偉大な功績を残しました。植物を愛するグラバーは、邸宅に寄り添う見事な老松にちなみ、邸宅を「一本松」と呼び親しみました。現在老松は残っていませんが、邸宅の温室にあったと言われています。
旧グラバー住宅
住所|〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-8 グラバー園内
<グラバー園>
営業時間|8:00~18:00 ※最終入館は閉園20分前
定休日|年中無休
料金|一般 620円 高校生 310円 小中学生 180円
アクセス|大浦天主堂電停から徒歩7分