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旧リンガー住宅は、1868年に建設された英国人実業家フレデリック・リンガーの旧邸で、国の重要文化財に指定されています。リンガーは、製茶貿易、製粉、石油備蓄、発電など幅広い事業を展開し、長崎市の上水道敷設、捕鯨業や日本初のトロール漁業を行うなど長崎の殖産興業にも力を注ぎました。中でも、1898年、大浦海岸通りに建造したナガサキホテルは、東洋一豪華なホテルと称賛され、隣接する香港上海銀行長崎支店とともに長崎バンドを象徴する重要な景観建造物でした。ナガサキホテルで使用されていたカトラリーセットは、現在、旧リンガー住宅で展示されています。
旧リンガー住宅
住所|長崎県長崎市南山手町8-50 グラバー園内
<グラバー園>
営業時間|8:00~18:00 ※最終入館は閉園20分前
定休日|年中無休
料金|一般 620円 高校生 310円 小中学生 180円
アクセス|大浦天主堂電停から徒歩7分