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音声ガイド本文
西山神社は、1719年、長崎聖堂の学頭である唐通事 盧草拙によって西山妙見社として創建され、1872年、現在の名称に改められました。本殿には妙見社の名残である白蛇や龍の絵が奉納され、手水舎には長崎奉行所にも水道を引いていた長崎名水「椎の木の水」の気配が満ちています。境内には、日本のザボンのルーツとなる元木があります。この元木は、1667年、唐船船長 周九娘から渡されたザボンの種子が境内で見事に育ったことから始まりました。元木の種子は、長崎から日本全国まで伝来し、ザボン漬けなどの銘菓が生まれるきっかけとなりました。
西山神社
住所|長崎県長崎市西山本町8-18
アクセス|諏訪神社電停から徒歩10分