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晧台寺は、1608年に創建された曹洞宗寺院です。境内には、歴代長崎奉行やシーボルトの娘 楠本イネなどの著名人の墓があります。創建当時、長崎にはキリシタン信者が溢れ苦心の時代が続きましたが、キリシタン転宗教化に尽力し、修行道場の僧堂を備える禅寺として確固とした基盤を築きました。キリシタン文学の大家 遠藤周作の『沈黙』においては、キーパーソンである宣教師フェレイラが住んでいた寺院という設定でも登場します。本殿では、凛とした生花の奥を覗くと、基台を含めて6.7mを超える県指定有形文化財「長崎晧台寺の大仏」の慈悲深い姿を拝むことができます。
晧台寺
住所|長崎県長崎市寺町1-1
アクセス|めがね橋電停から徒歩5分