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音声ガイド本文
武家屋敷は、島原城外郭の西に接する下級武士の屋敷街です。足軽・鉄砲組が住んでいたこと、まるで鉄砲の筒を覗くようにずっと向こうまで見渡せたことから、「鉄砲町」とも呼ばれます。屋敷街の中央に流れる清流は、北方約2kmにある水ノ権現 熊野神社を水源とした人工水路で、飲料水としても利用されていたため、水奉行を置いて大切に管理されていました。材木奉行・船津往来番などを務めた島田家、書記・代官などを務めた篠塚家、砲術師範として重役を歴任した山本家の三つの邸宅が一般公開されており、藁葺き屋根や欄間などの風情ある建築意匠や庭園などを観覧できます。
武家屋敷
住所|長崎県島原市下の丁
開館時間|9:00 ~ 17:00
休館日|年中無休
入場料|無料
アクセス|島鉄鉄道:島原駅より徒歩10分