【島原半島|島原エリア】時鐘楼

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時鐘楼は、1675年、初代島原藩主 松平忠房が「人々に時刻を知らせ、守らせることは政治の中でも大切なことである」として建立したものです。当時の鐘は、豊後国中島の藤原正次の作と言われ、高さ1.3メートル、多量の純金を混ぜた青銅製でした。堂の下は音を共鳴させる特殊な空洞構造で、美しく澄んだ鐘の音は、時には対岸の熊本まで響き渡ったと伝えられています。長らく「お上の鐘」として親しまれていましたが、1944年、戦争の金属供出命令で失われました。現在の鐘は、1980年、昔をしのぶ人たちの寄付により復活したもので、銘文や模様は《平和祈念像》で有名な北村西望の作となっています。

時鐘楼
住所|長崎県長崎県島原市城内1丁目1222-5
アクセス|島鉄鉄道:島原駅より徒歩10分

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