松平文庫は、島原藩主 松平家が歴代にわたり蒐集・所蔵した県指定有形文化財の古典蔵書類です。蔵書類の構成は、文学・歴史・宗教・政治・経済・教育・風俗・自然科学・医学・産業・芸術など多岐に渡ります。日本唯一の伝本『伊勢物語聞書抄』、日本最古の写本『夜寝覚』、木製活字印刷の『栄花物語』、島原藩本草学の成果を示す『鳥獣図鑑』、約200年間の島原藩政記録 市指定有形文化財『旧島原藩日記』などの貴重書も含まれ、豊富な蔵書は、藩学の基礎樹立、数多の人材輩出にも役立ちました。現在は島原図書館にて設置管理・公開活用され、館内では随時企画展示を行っています。
※掲載写真は、島原図書館1階｜松平文庫展示室の企画展示「書を読む時間」の展示品です。企画展示は、随時入れ替わっています。※「松平文庫」及び「島原図書館」の表札は、《平和祈念像》の作者として有名な日本彫刻界の重鎮 北村西望の作。
島原図書館 住所｜長崎県島原市城内1丁目1202 開館時間｜9:00～18:00 休館日｜月曜日、資料整理日［月末］（月末が月曜日の場合は翌月の初日）、年末年始、特別整理期間（館長が必要と定める日） アクセス｜島鉄鉄道：島原駅より徒歩10分 – ●松平文庫（島原図書館内） 開館時間｜10:00～12:00、13:00～17:00 休館日｜月・日・祝日、資料整理日［月末］（月末が月曜日の場合は翌火曜日）、年末年始
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