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べっ甲工芸館は、1898年に竣工した国指定重要文化財 旧長崎税関下り松派出所を利用した伝統工芸品 長崎べっ甲のミュージアムです。飴色の海の宝石とも呼ばれるべっ甲は、奈良時代、遣隋使 小野妹子が持ち帰ったものが日本最古とされ、現在、奈良の東大寺正倉院に保存されています。江戸時代、べっ甲の原料が日本に輸入されるようになったことで、長崎べっ甲の文化は花を咲かせました。当時、貿易都市として外国船の出入りが多かった長崎では、外国人船長から帆船模型の注文が続いたことで、アクセサリーに限らない、龍や鯉などの精巧な美術品をつくる工芸技術も研鑽されていきました。
長崎べっ甲工芸館
住所|長崎県長崎市松が枝町4-33
営業時間|9:00~17:00
定休日|12月29日~1月3日
料金|一般 100円 小・中学生 50円
アクセス|大浦天主堂電停から徒歩2分