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興福寺は、1620年創建の日本最古の黄檗宗寺院で、中国の高僧 隠元禅師が住職として滞在したことで有名です。隠元さんは、インゲン豆、ナス、スイカ、蓮根などの野菜・果物をはじめ、現代の生活にも馴染み深いダイニングテーブル、煎茶、印鑑、木魚、明朝体文字など多くのものを日本に伝えました。広々とした境内には、氷裂式組子の丸窓、アーチ型黄檗天井、瑠璃燈などの意匠が美しい国指定重要文化財の本堂や、お坊さんたちに飯時を知らせる魚の形をした鳴り物の魚板、中国貿易の象徴である航海安全の女神を祀る媽祖堂など、多くの見どころが点在しています。
興福寺
住所|長崎県長崎市寺町 4-32
営業時間|7:00〜17:00
定休日|年中無休
拝観料|大人300円 中・高生200円 小学生100円 障害者手帳提示で本人・介助者 無料
アクセス|市民会館電停から徒歩5分