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音声ガイド本文
四明荘は、明治後期頃、開業医師 伊東氏の別邸として建築された国登録有形文化財の邸宅で、四方の眺望に優れていることからその名が付けられました。国登録記念物の湧水庭園は、昭和初期に禅僧を招いて作庭され、色鮮やかな錦鯉が泳ぎ、1日約3,000トン湧出する水の音に溢れる「動」をあらわす“表”の池、黒色の鯉に統一され、水の音が少ない「静」をあらわす“裏”の池という二種の趣で構成されています。表の池にせりだした縁側は、床板がやや上向きで、池を鑑賞する際に腰掛けやすい造りとなっています。裏の池は、初夏に花菖蒲が見ごろを迎え、清らかな水辺に咲き誇ります。
*湧水庭園 四明荘の空間を体験する
『360°VR動画』を見る(Youtubeで開く)
*島原が“水の都”になるまでの物語
民話「竜女おすわ」を聴く
湧水庭園 四明荘
住所|長崎県島原市新町2丁目125
開館時間|9:00 ~ 18:00
休館日|年中無休
入場料|大人:310円 / 小人:150円
アクセス|島鉄鉄道:島原駅より徒歩15分